吉備津の釜のストーリーで、一つ解せないのが、磯良を騙し
遊女と逃げた先、播磨の国に逗留し、磯良の生霊の仕業で なのか遊女の死んだ後、墓地で出会った磯良に仕える女…。 登場人物がに少ない「吉備津の釜」において、ある意味謎の 存在である。連れの彦六曰く、狐狸の類だろうという事だが、 顔は違えど、死んで磯良に取り込まれた袖の姿だったのでは ないだろうか? 磯良という生霊の恨みにより、死んだ袖。その亡骸を葬った墓 地に、磯良に仕える身として、磯良が袖の魂を使う事によって 晴らす怨みの一つと思えば、物語上納得してしまうのだが…。
by stavgozint
| 2008-01-25 20:36
| 「吉備津の釜」
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